日本人の大切な知識と堪能する知恵は素晴らしい

お味噌汁を作る・煮物を作る・・・などといった時にだし汁は必要となってきます。
今では、粉末だしなどもありますからお手軽に作ることも出来るようになりました。

もちろん、忙しい方などはそのようなものを利用していただいてもかまわないのですがやはり覚えておきたいのは「一番だし・二番だし」かと思います。
これは、覚えておくと便利ですし料理によって使い分けるにしても大切な知識だと思います。

改めてそれぞれについて確認してみましょう。

先ずは一番だし。
昆布は固く絞った布などでしっかりと拭きます。
鍋に水を張り昆布をつけます。
ここで暫く放置をするという方もいらっしゃるようですが、火をつけていただいても構いません。
「沸騰する直前」に昆布を取り出します。
そしてかつおぶしを入れます。
2分ほど沸騰をさせたら火を止めましょう。
過剰に沸騰をさせすぎると、えぐみ・渋みの原因となってしまいます。
そしてだしを漉してでき上がりデス。

そして二番だしはこの1番出しで使った「出がらし」を使います。
それぞれを入れて沸騰直前まで温めます。
この後「追いがつお」といって、かつおぶしを追加しましょう。
一番だし同様に2分ほど沸騰させて漉したらでき上がり。

この2つを知っておくと何かと便利です。

なお、それぞれ「これに使わなくてはならない」という事はありませんが、一番だしは香りが強いので、薄味の煮物を作りたいときや色を綺麗に仕上げたい揚げだし豆腐などに使ってみてください。
一方、二番だしですが比較的に味をしっかりとつける煮物や味噌汁などに使っていただくと良いでしょう。

低価格の昆布やかつおぶしでも十分に美味しく出来上がると思いますので、様々なお料理に役立ててみてください。
なお、二番だしまで取り終えた出がらしですが、佃煮にしたりふりかけにして再利用することも可能ですので試してみてください。

余すことなくそのうまみを堪能するというのも、昔からの日本人の知恵とも言えるでしょう。